「2週間に3回アウトプットすると記憶に残る」というのは樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」で知り、多くの読者も周知していることと思います。
今回はさらに読書の効果的な記憶に残りやすい読書方法を知りたくこの本を手に取りました。
一番の学びは「本はスキマ時間に読む」ということです。
制限時間があると集中力がアップし脳が高いパフォーマンスを発揮するそうです。
著者はスキマ時間でしか読書をしないと述べられています。
電車の待ち時間、ランチの待ち時間に読んでいると知り「え、そんなわずかな時間にも!?」と驚きました。
私は現在2歳の子どもがいて、病院で6時間勤務をしています。
子どもに「ママ」「遊ぼう」と言われるので、私が読書ができるのは子どもが寝ているときと、仕事の昼休みだけです。
「もっとまとまった読書時間がほしい」「2時間くらいゆっくり読みたい」とずっと思っていました。
しかし、この本の内容によると人間の高い集中力が維持できる時間は「15分」と述べられています。
つまり「15分程度のスキマ時間読書」の繰り返しでも、連続読書以上の効果が得られるというわけです。
以上を踏まえて、子どもが起きているときに15分程度のスキマ時間は存在しないのか調査したところ…
存在しました(笑)
5~10分子どもが一人で集中して遊び、そして私を呼んで遊ぶの繰り返しでした。
その一人で遊んでいる時間に読書をする。
今まではスマホを見ていたんですね(反省)
その合計時間はなんと1時間です。
子どもが寝ている時間に30分、昼休みの30分、これらを合わせるとトータル2時間の読書時間を確保することが出来ました。
確かに「子どもに呼ばれるまでこの章を読もう!」と目標を立てるのでドーパミンが出て集中して読んでいることがわかります。
「スキマ時間しかないけど、読書をするにはこれでいいんだ」となんだか楽な気持ちになりました。
社会人の皆さん、特にワーキングマザーを支持している私ですが、読書時間は誰にでも確保することはできます。
たった6分の読書でストレス解消効果が得られると言われていますので是非お試しください。
読書の効果、記憶に残りやすい読書法、本の選び方等、読書に関するたくさんのエッセンスが書かれており、読書がさらに楽しくなる一冊です。