悪口は「ストレス発散になる」と思っていますが、脳を傷つけストレスを増やします。
また、悪口をいうと、ストレスホルモンであるコーチゾールが分泌され、長期に高値が続くと免疫力を低下させ、さまざまな病気の原因になります。
他人の悪口を言うとストレスになるのは、脳が主語を理解できない仕組みになっているからです。
「バカ」「使えない」と自分が言った場合「誰が」という主語を認識することができず、脳は「私はバカ」「私は使えない」と判断してしまうのです。
そして、悪口は「楽しい」という感情を持ち脳からドーパミンが出てやめられません。
これは依存症と同じ状態だということです。
このことを知ったときハッとしました。
職場では愚痴や悪口の毎日のように飛び交っていて、悪口をサラッと言える人がなんとなくカッコいい、できる人というイメージを持ち、みんな先輩の真似をしていくのです。
しかし、悪口を言っているとき、聞いてるときはなぜか気分が落ち込む。
その理由がはっきりわかりました。
この事実を知ってからは他人の悪口をいうのはやめました。
先日も「愚痴はないの?」と職場で聞かれましたが「愚痴なんてありません、いつも感謝しています」とカラっとした笑顔で返答しました。
すると気持ちが晴れやかで以前のように心が曇ってジメジメすることがなくなりました。
健康、人間関係のためにも悪口は封印していきましょう。
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