Morning letter

朝のひとときに、心穏やかな1日が送れるような、エッセンスをお届けします。

危機を乗り越えるマインドフルネス/精神科医藤井英雄著~ネガティブ思考にピリオドを

精神科医樺沢紫苑先生の動画で、過去の嫌な記憶が沸き上がって振り払えない人に「マインドフルネス」を勧めていた。

自分の長年悩み続けていた問題が解決するかもしれないと思い、樺沢先生の推薦図書であるこの本を読むこととした。

著書はwithコロナ時代に向けて書かれ、コロナへの不安を取り除く方法やマインドフルネスが感染予防につながると述べられている。

 

気づき①

「マインドフルネス」とは

「今、ここ」の現実に気付き客観視することで、ネガティブ思考を客観視して手放し、ネガティブ感情を癒す。

「もっとポジティブに考えてみたら?」と助言されても困難であり、時に怒りを感じることもある。

しかし、客観視できた瞬間はクヨクヨ、イライラなどのネガティブ感情から一歩引いた視点になり、その感情は緩和されている。

客観視されたネガティブ思考は、支配する力を失い勝手に落ちていく。

 

レッツマインドフルネス!

①「マインドフルネスになったと気づいたら、3秒以内に宣言して実況中継を開始する」

→昔の恥ずかしい体験を思い出しそうになる…「昔の恥ずかしい体験を思い出しそうとしていた」

→昔の苦しい思い出はなんだったかなと掘り起こしそうになる…「昔の苦しい思い出を掘り起こそうとしていた」

 

②思考の最後に「~と考えた」と付け加える

→明日上司に怒られるかも…「明日上司に怒られるかも~」と考えた。

→コロナにかかったらどうしよう…「コロナにかかったらどうしよう~」と考えた。

 

③基礎は瞑想

 立位、椅子に座って骨盤を立て腹式呼吸、お腹に集中する。

 心の中で「膨らんだ」「へこんだ」を実況中継することにより集中力がアップする。

 「今、ここ」も気づき、マインドフルネスが強化される。

 

【評価】

①②を実践してみると、ほんとうにたったこれだけの方法だがネガティブな思考にピリオドが打たれ、ネガティブ思考が緩和された。目から鱗状態。

この3日間ほど少しでも「今、ここ」を感じていないと気が付いたらこの方法を実践しているが、こんな楽な気持ちで過ごせたことがない。

そして、なにか思い出そうとし始めたり、時間があるときには瞑想をする。

③の方法を60秒間集中して行う。

「今、ここ」に集中できていることを感じることができる。

続けることが効果的であり、1日10秒でもよいと記述されているので継続していきたい。

 

気づき②

マインドフルネスを実践すると慈悲の心が芽生え育まれる。

P130に「慈悲の瞑想」が記述されており「私の幸せ」→「私の親しい人々の幸せ」→「生きとし生けるものの幸せ」→「私の嫌いな人々の幸せ」→「私の嫌っている人々の幸せ」が祈る順番となっている。

「他者を思いやる」前に「自分の幸せから祈る」ことから始める。

なぜなら自己肯定感が弱い人が他人の幸せを祈ることには打算や罪悪感が生まれるためで、それは慈悲とは呼べない。

自分が幸せだから人の幸せを祈れる。

 

気づき③私が嫌いな人にも大切な人がいる。

私には微笑まなくても、その大切な人に対してはきっと微笑んでいる。

言葉だけでも幸せをつぶやいていくとマインドフルネスと自己肯定感は格段に強化される。

 

【感想】

私の人生の最大の悩みを解決してくれる一冊となった。

私は昔の記憶がこびりついて離れなかったし、「こうなったらどうしよう」と先のことを考えてしまっていた。

何かすれば気がまぎれる思って掃除や散歩をしても常に悲しみや不安が沸き上がってくる。

そういう自己憐憫に浸る自分を自分で作り上げていた。

私はずっと「今」を生きてこなかった、ずっと「過去」と「未来」を生きてきたのだと考えると、長い時間とても無駄に過ごしてしまっていた。

しかしマインドフルネスでネガティブ思考は断ち切ることができると知ったので、毎日練習し習慣としていきたい。

自分が幸せであることを願い、生きとしけるものの幸せを願いたい。

withコロナ時代を「恐怖と怒りの世界」から「愛と慈悲の世界」へと転換すべく、マインドフルネスが人々に届くよう発信していきたい。


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